2023年11月14日(火)
シャドラク、メシャク、アベデネゴたちからの合図
A Cue From Shadrach, Meshach, And Abednego
「…私たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ。神は私たちをあなたの手から救い出します。しかし、もしそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝むこともしません。」」(ダニエル3:16-18)
シャデラク、メシャク、アベデネゴは、当時の政府から、王の金の像にひれ伏すか、さもなければ火の炉で焼かれると脅されました。彼らは妥協することを拒み、ひれ伏すよりは死を選びました。彼らの確信と主への絶対的な献身の感動的な声明は、私たちが冒頭聖句で読んでいる通りです。
彼らの神への揺るぎない信仰は王を激怒させ、王は彼らを火の燃える炉に投げ込むように命じました。火は非常に激しく、彼らを投げ入れた者たちをも焼き殺しました。しかし、シャドラハ、メシャク、アベデネゴは無傷でした。主が彼らを守られたのです。
ネブカデネザルは、彼らが燃え盛る炉の中で無傷であったことに気づくと、悔い改め、こう宣言しました。「…ほむべきかな。シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神。神は御使いを送って、王の命令にそむき、自分たちのからだを差し出しても、神に信頼し、自分たちの神のほかはどんな神にも仕えず、また拝まないこのしもべたちを救われた。それゆえ、私は命令する。諸民、諸国、諸国語の者のうち、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神を侮る者はだれでも、その手足は切り離され、その家をごみの山とさせる。このように救い出すことのできる神は、ほかにないからだ。」 (ダニエル3:28-29)
それは、あなたが激しく困難な反対にもかかわらず、信仰をもって自分の立場を貫くときに起こることです。やがて、反対者たちもあなたの信仰と確信に感化され、救いにつながるでしょう。ですから、あなたの人生を尽くして神に仕えなさい。
福音を宣べ伝えたために仕事を失ったとしても、あなたの霊にある主の喜びを奪うことはできないのです。あなたの職場を失うかもしれませんが、あなたの霊を消することはできないのです。神は全能者です!神を信じてください。キリストと福音のメッセージについて、あなたの確信を表明することに、申し訳なさを感じたり、躊躇したり、消極的になったりしてはいけません。神はどんな政府、組織、権力よりも偉大な方です。神は全宇宙の君主なのです。
ですから、信仰をもってキリストのために立ち上がってください。シャドラハ、メシャク、アベデネゴを見習いましょう。
告白
神の御言葉は、私の霊に強く宿っています。御言葉は私の骨に閉じこめられた火のようであり、私の信仰を確証し、キリストの福音を宣べ伝えることを妨げるものは何もありません。私の内に住んでおられる聖霊によって、私は強められ、活力を与えられ、絶対的な勝利者となっています。神を褒めたたえます!
参照聖書
(ダニエル3:16-30)シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴはネブカデネザル王に言った。「私たちはこのことについて、あなたにお答えする必要はありません。17 もし、そうなれば、私たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ。神は私たちをあなたの手から救い出します。18 しかし、もしそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝むこともしません。」19 すると、ネブカデネザルは怒りに満ち、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴに対する顔つきが変わった。彼は炉を普通より七倍熱くせよと命じた。20 また彼の軍隊の中の力強い者たちに、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴを縛って、火の燃える炉に投げ込めと命じた。21 そこで、この人たちは、上着や下着やかぶり物の衣服を着たまま縛られて、火の燃える炉の中に投げ込まれた。22 王の命令がきびしく、炉がはなはだ熱かったので、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴを連れて来た者たちは、その火炎に焼き殺された。23 シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの三人は、縛られたままで、火の燃える炉の中に落ち込んだ。24 そのとき、ネブカデネザル王は驚き、急いで立ち上がり、その顧問たちに尋ねて言った。「私たちは三人の者を縛って火の中に投げ込んだのではなかったか。」彼らは王に答えて言った。「王さま。そのとおりでございます。」25 すると王は言った。「だが、私には、火の中をなわを解かれて歩いている四人の者が見える。しかも彼らは何の害も受けていない。第四の者の姿は神々の子のようだ。」26 それから、ネブカデネザルは火の燃える炉の口に近づいて言った。「シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴ。いと高き神のしもべたち。すぐ出て来なさい。」そこで、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴは火の中から出て来た。27 太守、長官、総督、王の顧問たちが集まり、この人たちを見たが、火は彼らのからだにはききめがなく、その頭の毛も焦げず、上着も以前と変わらず、火のにおいもしなかった。28 ネブカデネザルは言った。「ほむべきかな、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神。神は御使いを送って、王の命令にそむき、自分たちのからだを差し出しても、神に信頼し、自分たちの神のほかはどんな神にも仕えず、また拝まないこのしもべたちを救われた。29 それゆえ、私は命令する。諸民、諸国、諸国語の者のうち、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神を侮る者はだれでも、その手足は切り離され、その家をごみの山とさせる。このように救い出すことのできる神は、ほかにないからだ。」30 それから王は、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴをバビロン州で栄えさせた。
(詩編91:2-11)2 私は主に申し上げよう。「わが避け所、わがとりで、私の信頼するわが神」と。3 主は狩人のわなから、恐ろしい疫病から、あなたを救い出されるからである。4 主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大楯であり、とりでである、5 あなたは夜の恐怖も恐れず、昼に飛び来る矢も恐れない。6 また、暗やみに歩き回る疫病も、真昼に荒らす滅びをも。7 千人が、あなたのかたわらに、万人が、あなたの右手に倒れても、それはあなたには、近づかない。8 あなたはただ、それを目にし、悪者への報いを見るだけである。9 それはあなたが私の避け所である主を、いと高き方を、あなたの住まいとしたからである。10 わざわいは、あなたにふりかからず、えやみも、あなたの天幕に近づかない。11 まことに主は、あなたのために、御使いたちに命じて、すべての道で、あなたを守るようにされる。