Give No Place To Satan

“わたしは、もう、あなたがたに多くは話すまい。この世を支配する者が来るからです。彼はわたしに対して何もすることはできません。”(ヨハネの福音書14章30節)

 サタンは、人々がサタンの考えを受け入れることによって、彼らの暮らしの中に介入します。サタンは人の心に偽りを植え、人がその偽りを信じ受け入れると、自然にその人とサタンとの間は繋がります。

 あなたは、ある人をその人の言葉から離すことが出来ないように、サタンとサタンの言葉を切り離す事が出来ない事実を覚えてください。ですから、サタンの考えや言葉を受け入れてはいけません。今日の聖書箇所で、イエスは、サタンが主について何もすることはできないと言われています。これはとても有益な教えです。これを通してあなたは、イエスが疑いや恐れの感覚が全く無かったことが分かりました。主の中には、何の暗やみがありません。そのために主はそれを大胆に述べ伝えられました。

 主と同じ確信を持ちましょう。悪魔からの何の事も、受け入れてはいけません。挫折、落胆、悲しみに余地を与えてはいけません。エペソ人への手紙4章27節は述べます。「悪魔に機会を与えないようにしなさい。」悪魔の考えや言葉に余地を与えるのは、悪魔に場所を与えているということなのです。この点を考えましょう。イエスはペテロの中にサタンがいることを、どうやって知っておられましたか。それはペテロが、サタンが彼の心の中に植えた思いを話したからです。そのため、すぐにイエスはペテロに向かって、「下がれ。サタン…(マタイ16:23)」と言われました。

 イエスが、ペテロがサタンだとおっしゃったことでしょうか。いいえ、そう言われたのではありません。しかしペテロは、サタンの考えを受け入れ、その考えを話したのでサタンに余地を与えたのです。今日にもこんな事がたくさん人々に起きます。サタンは、誰かに近づいて、「あなたの人生がどれだけ惨めか分かるのか。何年も信じてきた神様の御言葉が、本当に働くのか。」と言うかも知れません。

 その様な声が聞こえたら、拒みましょう。それはサタンの言葉であるからです。サタンの考えを心中に抱くのではいけません。イエスのように、サタンがあなたに対して何もすることはできない様にしてください。神の御言葉に反する否定的で、落ち込む考えを持つサタンが来たら、くちにある神の御言葉によって、サタンに、すぐ出て行く様に言いましょう。すると、サタンは逃げ去ります。

告白
愛する御父よ、素晴らしい考えをするように、油注いでくださり感謝します。私は常に御言葉に励まされ、真実で、正直で、義人で、純粋で、愛らしく、そして良い知らせであるものだけを考えます。イエスの御名の中で告白します。アーメン。

参考 聖書
創世記3:1−4  さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」2 女は蛇に言った。「私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。3 しかし、園の中央にある木の実について、神は、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ。』と仰せになりました。」4 そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。

ヤコブの手紙4:7  ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。