Make Him Your Focus

「こういうわけで、もしあなたがたが、キリストとともによみがえらされたのなら、上にあるものを求めなさい。そこにはキリストが、神の右に座を占めておられます。あなたがたは、地上のものを思わず、天にあるものを思いなさい。」(コロサイ3:1-2)

クリスチャンの完全性は、私たちの働きの完成ではなく、キリストのビジョンのもとにあります。そういうわけで、あなたは、神を仰ぎ見る必要があります。聖書に、「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」(2コリント3:18)とあります。

神の言葉は、神の鏡であり、イエスは肉になった神の言葉です。御言葉の中で神を仰ぎ見ると、あなたは栄光から栄光へと変わっていきます。例えば、コロサイ3:9-10では、こう言っています。「互いに偽りを言ってはいけません。あなたがたは、古い人をその行ないといっしょに脱ぎ捨てて、新しい人を着たのです。新しい人は、造り主のかたちに似せられてますます新しくされ、真の知識に至るのです。」あなたが嘘をついてはいけない理由は、「偽りをしてはいけない」という戒めがあるからではありません。あなたがキリストの姿に似せて、知識の中で新しい人を身につけたからです。そこがあなたの焦点を合わせるべきところです。

神にあなたの目を合わせる方法は、壁に飾った絵のように見るのではなく、心と霊にある御言葉を通して、神の中にあるあなたのアイデンティティに対する存在のイメージとビジョンに焦点を当て、いつも集中することです。それが黙想です。あなたが神の栄光を見つめて、熟考するとき、あなたは変容(metamorphose)されます。そして、神の中にいることと、また神があなたの中にいるという意味を悟るようになります。

あなたが神の中に、また神があなたの中にいるということを認識するとき、完全になるためのすべての苦闘は終わるでしょう。神の中であなたは完全であるからです。あなたは完璧です!神に栄光がありますように!

祈り
祝福の源である天のお父様、御言葉を与えてくださり、ありがとうございます。私は柔和と信仰によって御言葉を私の心と霊に受け入れます。私は御言葉を黙想するとき、救い主であるイエス・キリストの知識と恵みの中で成長します。イエスの御名でお祈りします。アーメン。

参照聖書
へブル12:2 信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。

ローマ12:2 この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。

コロサイ2:9-10 キリストのうちにこそ、神の満ち満ちたご性質が形をとって宿っています。10 そしてあなたがたは、キリストにあって、満ち満ちているのです。キリストはすべての支配と権威のかしらです。