He Strengthens Your Faith
“私の子どもたち。私がこれらのことを書き送るのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためです。もしだれかが罪を犯すことがあれば、私たちには、御父の前で弁護する方がいます。義なるイエス・キリストです。”(Ⅰヨハネ2:1)
一部の無知なクリスチャンたちは、イエス様は天に行かれた後、私たちの罪のゆえに私たちのためにあわれみを与えてくださいと父に祈っておられると言います。そのようなキリスト者たちは上のみことばを完全に誤って理解したのです。天におられるイエス様はあなたが父のみ怒りを受けないようにと努力しておられません。父は自らあなたを愛しておられるからです。(ヨハネ16:27) かえってイエス様は、あなたを父の前に聖く、傷なくささげ、試練を受ける時期にあなたの信仰を強くしようと天におられます。(コロサイ1:22)
キリスト者のためのイエス様のとりなしの働きは、必ず父のみ怒りに立ち向かうものではありません。イエス様はあなたが人生の中で苦しみを受ける時、あなたが強くなるようにとりなしをなさいます。イエス様はあなたの信仰がふらつくことを望まれません。したがってこの世でどんな敵に会っても関係なしにあなたは勝利し、抜け出すことでしょう。イエス様はあなたの味方であられます。したがってあなたが敗北されたり、不利益を得ることは不可能です!
ヘブル書はイエス様を父の前におられる私たちの仲介者ではなく、私たちの大きな大祭司長として描写します。(ヘブル2:17,3:1,4:14,8:1、9:11)イエス様は神様と教会の間ではなく、神様と罪人の間におられる仲介者です。第一テモテ2:5-6は言います。“神は唯一です。また、神と人との間の仲介者も唯一であって、それは人としてのキリスト・イエスです。キリストは、すべての人の贖いの代価として、ご自身をお与えになりました。これが時至ってなされたあかしなのです。”イエス様は同族の人を贖う者(man’s Kinsman-redeemer)であり、仲裁者(Mediator)であり、審判(Umpire)であられます。
しかし新しく生まれ変わった私たちは、王国へと入って右の座にイエス様と共に座りました。したがって私たちはこれ以上私たちと父の間を仲介してくれる方を必要としません。私たちは父の臨在の中に生きるように生まれました。ですからキリスト者がイエス・キリストを通して父に祈ることは誤ったことであり、効力がありません。代わりにあなたはイエスの御名で祈らなくてはなりません。イエス様を通して祈ることは、イエス様を父に近づくことができるようにする媒介へとすることです。キリスト者にあってイエス様はこれ以上、中間媒介ではありません。イエス様は私たちがする告白の大祭司長であられます。神様に栄光をかえします!
祈り
愛する天の父よ、私が栄光の人生を生きられるように恵みとあわれみと愛を与えてくださり感謝します。私の信仰の歩みはますますより強くなり、私は聖霊様を通して永遠に内住される父の臨在を完全に確信します。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。
参考聖句
ヘブル4:14-16