Cut Out All Evil

「無慈悲、憤り、怒り、叫び、そしりなどを、いっさいの悪意とともに、みな捨て去りなさい。お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。(エペソ4:31-32)

申命記10:16で、聖書は、心の割礼を受けるようにと私たちに言っています。「あなたがたは、心の包皮を切り捨てなさい。もううなじのこわい者であってはならない」。これは何を意味するのでしょうか。割礼は、何かを「取り除く」ことを意味します。したがって、あなたの心の割礼とは、心のうちにあるべきでないもの、恨み、怒り、嫉妬、憎しみ、敵意、そしてすべての悪意を、心から取り除くという意味です。ある人たちは、それらがもたらす結果を知らないため、意識せずに、これらのものを心に受け入れてしまっています。

例えば、悩んで苦しみのある心(bitter heart)は、悪の働きの環境です。それだけでなく、ほとんどの癌は怒りと恨みから来ます。箴言14:30は言います。「穏やかな心は、からだのいのち。激しい思いは骨をむしばむ。A peaceful heart leads to healthy body; jealousy is like cancer in the bones」 癌が痛みと不快感が現れて初めて、人は癌であることに気が付きます。人々は、すでにその数年前、恨み、怒り、憎しみ、敵意とねたみを自らの人生のうちに受け入れた時から、癌が出来始めていたことを知らないのです。ですから聖書は、次のように言っています。「すべての人との平和を追い求め、また、聖められることを追い求めなさい。聖くなければ、だれも主を見ることができません。 そのためには、あなたがたはよく監督して、だれも神の恵みから落ちる者がないように、また、苦い根が芽を出して悩ましたり、これによって多くの人が汚されたりすることのないように」(へブル12:14-15)。

涙が出るほど傷ついて心に苦い感情を持ったまま怒っている人がいます。今日、主はあなたに、「心うちにあるべきでないものを取り除きなさい!」と言っています。あなたのために、あなたの心のうちの恨みと怒りを取り除いてください。

怒りを止めようとして、あるいは恨みを取り除こうとしては失敗したことがありましたか? あなたは奮闘する必要がありません。あなたがすべきことは、あなたの人生、つまり、あなたの霊・魂・体に対する主はイエス・キリストということを宣言するだけです。そして次のように宣言してください。「私は主に仕えることを選択します。私は憎しみ、恨みと怒りを受け入れません。私は愛のうちに歩みます」。 闇の悪魔はこれに抵抗することはできません。サタンは愛の力を阻止することができないのです。御言葉は宣言しています。「愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。・・・」(Ⅰヨハネ4:18)

祈り
愛する御父よ、私の心は、父の愛、優しさ、あわれみで満ちています。私は恨み、怒りや争いが私の内に根ざすことを拒否します。今日、そしていつまでも私は愛のうちに歩み、私を攻撃するために作られたどの武器も役にならないことを確信しています。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参考聖書
コリント人への手紙 第一 13:3  また、たとい私が持っている物の全部を貧しい人たちに分け与え、また私のからだを焼かれるために渡しても、愛がなければ、何の役にも立ちません。

ヨハネの手紙 第一 4:8  弟子たちは食物を買いに、町へ出かけていた。

マルコの福音書 11:25-26  11:25 また立って祈っているとき、だれかに対して恨み事があったら、赦してやりなさい。そうすれば、天におられるあなたがたの父も、あなたがたの罪を赦してくださいます。」