2023年12月24日(日)
すべての人への神の好意
His Goodwill Toward All
「さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。」(ルカ2:8)
ルカ2章8節から14節には、ベツレヘム近郊の野原にいた羊飼いたちに御使いが告げた驚くべき内容が記されています。羊飼いたちが夜な夜な羊の群れを見張っていると、主の御使いが突然彼らの前に現れ、主の栄光が彼らの周りを照らし、彼らは非常に驚いて恐れで満たされました。
御使いは「恐れることはない」と言い、羊飼いたちを安心させました。そして、すべての人のために大きな喜びの知らせを伝えていきました。御使いは、ダビデの町にいて、救い主、つまりキリスト・イエスが誕生したことを告げたのです。
さらに、御使いは羊飼いたちに、生まれたばかりの救い主を見つけるためのしるしを与えました。羊飼いたちは、おくるみに包まれ、飼い葉桶に寝かされている赤ん坊を見つけるように、しるしを与えました。すると突然、天から大勢の御使いが現れ、神を賛美し、宣言しました。「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」(ルカ2:14)。なんという知らせでしょうか!
すべての人に対する神の好意は、それ以降も止むことがありません。これが私たちの福音なのです!これがクリスマスの意味なのです!聖書には、「すなわち、神は、キリストにあって、この世をご自分と和解させ、違反行為の責めを人々に負わせないで、和解のことばを私たちにゆだねられたのです。」とあります。(2コリント5:19)
神は今日、すべての国を善意に見ておられます。 イエス・キリストは神の愛のメッセージでした。 世界に向けた神の愛の手紙でした。 イエスが来られた時、主は神の御心と性質の表現でした! イエスは父の義の表現でした! イエスは神の愛の現れでした。
さて、神の好意について最も畏敬なことは、神が私たちを神の御心と本質の現れとされたことです。第二コリント5章21節には、次のように宣言します。「神は、罪を知らない方を、私たちの代わりに罪とされました。それは、私たちが、この方にあって、神の義となるためです。」キリストにあって、私たちは神の義とされたのです。人生の毎日、あなたは御父の御心を現す者なのです。言い換えれば、あなたは御父の霊と御心を明らかにする者です。
祈り
愛する父よ、すべての人に対する父の愛、恵みと好意に感謝します。私たちはあなたの善意と憐れみを活かして、真理の御言葉を広め、それによって人々をキリスト・イエスにある栄光の命、平和、祝福、義に導きます、イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(2ペテロ3:9)主は、ある人たちがおそいと思っているように、その約束のことを遅らせておられるのではありません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。
(ローマ5:8-9)しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。ですから、今すでにキリストの血によって義と認められた私たちが、彼によって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです。
(1ヨハネ4:9-10)神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物として御子を遣わされました。ここに愛があるのです。