12月16日(金)
すべての人のための原則
A Principle For All Men
「なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。」 (ローマ10:9-10)
聖書は「クリスチャンは心から信じる」と言ったのではなく、むしろ「人は信じる」と言っていることに気づくことが重要です。それは、すべての人、つまり彼らが誰であり、どこから来たのか、何を持っているかに関係なく、あてはまるすべての人のための原則なのです。彼らは心、すなわち霊でしか信じることができないのです。これが義と認められる方法です。しかし、それだけではないのです。
今まで生まれた、そしてこれから生まれてくるすべての人は、すでにイエス・キリストによって「救われた」のです。イエスが死なれたとき、全人類を救うために死なれたのです。しかし、救いは、自分の人生へのイエスの主権を信じ、告白する人の人生のみ現すとても重要な経験なのです。まずイエスを心から信じた上で、さらにイエスが主であることを宣言する段階があります。口で告白するはじめに救いに至るのです。これが救いの原則の第二段階です。
救いを受けるのは、あなたの涙や良い行いによるのではありません。救いは、神の御言葉を宣言することによって受け取る、神からの贈り物(エペソ2:8)なのです。あなたは、神がイエスを死者からよみがえらせたことを心で信じ、イエスがあなたの人生の主であると口で告白すれば、聖霊によってあなたに永遠の命が与えられ、あなたの霊はすぐに新しく生まれるのです。
救いを受けるのは全く難しいことではありません。ある人は、神と正しい関係になるためには、まず自分の罪を贖う必要があると考える人もいます。しかしあなたのどんな犠牲でも決して十分ではないのです。救いはあなたの良い行いではなく、キリストの身代わりの死と復活を信じることにかかわれています。ハレルヤ!
祈り
愛する父よ、すべての人に注がれている福音の力と主の救いの恵みに感謝します。今現在も、主の子どもたちが世界中で福音を宣べ伝えており、今日、御国へ向けた魂の大収穫があるのです。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。
参照聖書
(ローマ10:6-8)しかし、信仰による義はこう言います。「あなたは心の中で、だれが天に上るだろうか、と言ってはいけない。」それはキリストを引き降ろすことです。また、「だれが地の奥底に下るだろうか、と言ってはいけない。」それはキリストを死者の中から引き上げることです。では、どう言っていますか。「みことばはあなたの近くにある。あなたの口にあり、あなたの心にある。」これは私たちの宣べ伝えている信仰のことばのことです。
(へブル3:15-19)「きょう、もし御声を聞くならば、御怒りを引き起こしたときのように、心をかたくなにしてはならない。」と言われているからです。聞いていながら、御怒りを引き起こしたのはだれでしたか。モーセに率いられてエジプトを出た人々の全部ではありませんか。神は四十年の間だれを怒っておられたのですか。罪を犯した人々、しかばねを荒野にさらした、あの人たちをではありませんか。また、わたしの安息にはいらせないと神が誓われたのは、ほかでもない、従おうとしなかった人たちのことではありませんか。それゆえ、彼らが安息にはいれなかったのは、不信仰のためであったことがわかります。
(ローマ10:13)神は言われます。「わたしは、恵みの時にあなたに答え、救いの日にあなたを助けた。」確かに、今は恵みの時、今は救いの日です。