2024年8月29日(木)
すべての人々のために祈る
Praying For All People

「そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。」(1テモテ2:1)

国のために祈ることと、その国民のために祈ることには深い違いがあります。国のために祈るとき、それは独特の重みを持ちますが、その国の人のために祈ることは、私たちのとりなしに深みと具体性を加えます。

たとえば、私がすべてのガーナ人のために祈るとき、それはガーナという国のために祈るのとは違います。ガーナという国のために祈るということは、ガーナ政府、ガーナの国の構造、ガーナに住む人々に焦点を当てるということです。

しかし、「ガーナ人のために祈ります」と言うとき、あなたは、この世界のすべてのガーナ人のために祈りを広げていることになるのです。あなたの祈りは、場所に関係なく、ガーナ人であると認識する一人ひとりに触れるのです。そうすることで、あなたの祈りは個人化され、より深いレベルで人々とつながることができるのです。

パウロが、祈り、執り成し、感謝をささげることは、どこにいても「すべての人」のためになされるべきであると強調したのは、そういう意味なのです。「すべての人」とは、すべての男性、女性、男の子、女の子を意味するのです。このように祈ることには深い意味があるのです。それにより、彼らへのあなたの愛が増す手助けになります。

ただ国々のために祈るだけでは、よそよそしく、人間味のないものに感じられるかもしれないが、その国々の人々のために祈れば、それは個人的なものになるのです。このように祈ることで、あなたは人々に親近感を抱き、彼らのために執り成すことがより影響力のあるものとなるのです。

祈り
愛する父よ、祈りと執り成しの特権を感謝します。今もなお、地理的な場所に関係なく、まだ救いを受けていない私の国のすべての国民のために祈ります。今日救いを受けるために、彼らの心が福音を聞き、理解するために開かれるように祈っています。今日、世界中で魂が御国へと大量に収穫されていることを感謝します。イエスの御名によって祈ります。アーメン。

参照聖書
(エペソ6:18NIV)すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。

(1テモテ2:1-4)そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。それは、私たちが敬虔に、また、威厳をもって、平安で静かな一生を過ごすためです。そうすることは、私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることなのです。神は、すべての人が救われて、真理を知るようになるのを望んでおられます。