2024年11月30日(土)
すべてのことにおいて御霊に相談せよ
Consult The Spirit For Guidance In All Things
「あなたがたは霊媒や口寄せに心を移してはならない。彼らを求めて、彼らに汚されてはならない。わたしはあなたがたの神、主である。」(レビ記19:31)
第一サムエル記28章7節から23節には、サムエルはすでに死んでいたにもかかわらず、サウル王がサムエルの霊を呼び起こすために占いをする女を求めた、サウル王の絶望的な行動が書かれています。サウルは悩み、神の導きがなかったため、禁じられた霊媒、つまり占い女に相談したのです。
聖書は、サウルの行動が神にとって悲しいものであったことを明らかにしています。サウルは神の律法を知っていながら、意図的に霊媒を探し求めたのです。第一歴代誌10章13節から14節で、サウルの不従順を認め、サウルは霊媒を持つ者に助言を求めた罪のために死んだと述べています。
サウルはこれが間違っていることを知っていたのです。第一サムエル記28章9節で見るように、サウルはこの国から霊媒や口寄せを断ち滅ぼされたからです。しかし、 自暴自棄になったサウルは、かつて自分が非難した悪に頼ったのです。神は出エジプト記22章18節で「呪術を生かしておいてはならない。」と命じておられました。また、霊媒に相談することも明確に禁じていました。「あなたがたは霊媒や口寄せに心を移してはならない。彼らを求めて、彼らに汚されてはならない。わたしはあなたがたの神、主である。」 (レビ記19:31)
また、申命記18章10節から12節には、「あなたのうちに自分の息子、娘に火の中を通らせる者があってはならない。占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死人に伺いを立てる者があってはならない。これらのことを行う者はみな、主が忌みきらわれるからである。これらの忌みきらうべきことのために、あなたの神、主は、あなたの前から、彼らを追い払われる。」とあります。さらに、イザヤ書8章19節から20節では警告しています。「人々があなたがたに、「霊媒や、さえずり、ささやく口寄せに尋ねよ」と言うとき、民は自分の神に尋ねなければならない。生きている者のために、死人に伺いを立てなければならないのか。おしえとあかしに尋ねなければならない。もし、このことばに従って語らなければ、その人には夜明けがない。」
霊媒に相談 しないでください。それは神からのものではありません。生者、死者、悪霊のいずれに尋ねるなど、あらゆる形の占いは間違っているのです。死者の霊に相談して未来を探るのは間違っています。 代わりに、あなたは人生のあらゆることについての導きを聖霊に相談する必要があり、聖霊はあなたの中に住んでおられるのです。神に栄光あれ!
祈り
愛する父よ、すべてのことにおいて私を導いてくださる御言葉の光を感謝します。私は聖霊に導かれ、主の知恵と真理に満たされています。私の心は主に留まり、私はすべてのことにおいて、主の言葉に導かれて歩んでいきます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(レビ記19:31AMPC)あなたがたは霊媒や口寄せに心を移してはならない。彼らを求めて、彼らに汚されてはならない。わたしはあなたがたの神、主である。
(1コリント10:13-14)あなたがたのあった試練はみな人の知らないようなものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを耐えることのできないような試練に会わせるようなことはなさいません。むしろ、耐えることのできるように、試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。ですから、私の愛する者たちよ。偶像礼拝を避けなさい。
(ヨハネ16:13)しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。