9月1日(木)
いのちを話す
Speak Life

「死と生は舌に支配される。どちらかを愛して、人はその実を食べる。」(箴言18:21)

何年も前のことですが、ある集会に、一人の紳士が弱って死にそうになっている奥さんを連れて来ました。彼は、私が何人かに仕えて、集会を終えようとしていることに気づいたとき、私の注意を引こうとしました。その時彼は大泣きして、力なく横たわっている奥さんを壇上から落としたのです。

司会者が彼を落ち着かせようとしましたが、彼は止まらず、涙を流していました。私はその声を聞いて彼の方を振り向き「どうしましたか」と尋ねました。彼は「私の妻は死にかけています」と言いました。しかし、私は彼の注意を引く必要がありました。私は厳しく彼に言いました。「あなたは、間違ったことを言っています。妻が死にかけていると言ったら、それこそあなたに起こってしまうのです」。

そして、私は彼に尋ねました。「あなたは一体何を望んでいますか。奥さんが生きてほしいのか。死んでほしいのか。」私はたとえ彼が傷ついたとしても、彼に厳しく言ったのです。すると、彼は「生きていてほしい」と言いました。私は、彼が奥さんに手を当てて、彼女の名前を呼び、「死なずに生きるんだ」と言うように指示しました! 彼が彼女の名前を呼びながら、その言葉を言ったとき、何かが起こったのです。ほんの数秒後、あれほど弱々しく病弱で、一人では立てなかった女性が、一気に飛び上がりました。彼女の体に力が溢れていたのです。奇跡が起きました。ハレルヤ!

しかし、彼女がそのままでいたら、死んでいたかもしれません。誰かが彼女の夫に何をすべきか、何を言うべきかを教えなければなりませんでした。死も生も舌の力の中にあるので、正しいことを言わなければならなかったのです。病気があなたの体を襲うのは、死が体を襲っていることで、あなたはそれに気づいて「イエスの御名において、私は病気になることを拒否します!」と言わなければならないのです。

あなたはあなたの体に命を語らなければなりません。私たちが受け取った福音は命の福音であり、その命は私たちのところに来たのです。ハレルヤ! 例えば、あるクリスチャンが心臓の病気と診断された場合、言葉によってその心臓を回復することができるし、新しい心臓を持つこともできるのです。それは、あなたが何を言うかによって決まります。神の国では、言葉がとても重要です。あなたの言葉によって、あなたは一貫して勝利と成功の道を歩み、人生の状況を作り直し、永遠に健康で歩くことができるのです。ハレルヤ!

祈り
愛する父なる神よ、私の心に豊かに宿り、私の口から出る主の御言葉によって、私の人生に栄光と変化がもたらされることを感謝します。私は今日、健康と神の知恵、そして御霊の喜びと平安のうちに歩んでいます。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(イザヤ49:2)主は私の口を鋭い剣のようにし、御手の陰に私を隠し、私をとぎすました矢として、矢筒の中に私を隠した。

(黙示録19:15)この方の口からは諸国の民を打つために、鋭い剣が出ていた。この方は、鉄の杖をもって彼らを牧される。この方はまた、万物の支配者である神の激しい怒りの酒ぶねを踏まれる。

(マルコ11:23)まことに、あなたがたに告げます。だれでも、この山に向かって、『動いて、海にはいれ。』と言って、心の中で疑わず、ただ、自分の言ったとおりになると信じるなら、そのとおりになります。