2025年8月18日(月)
あなたはキリストの内に生きる
In Him You Live
「 モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまた上げられなければなりません。」(ヨハネ3:14)
民数記21章には、イスラエルの民が反逆と不信仰のゆえに毒蛇に噛まれ、多くの者が死んだことが記されています。彼らはモーセのもとへ行き、主へ祈って毒蛇を取り除いてくれるよう懇願しました。
モーセは民のために祈り、神はモーセに青銅の蛇を作り、それを旗ざおの先につけるよう命じられました。神はモーセに、蛇に噛まれた者は青銅の蛇を見上げれば癒されると告げられました。モーセは神の命令に従い、青銅の蛇を作り、旗ざおの先につけました。蛇に噛まれた者が青銅の蛇を仰ぎ見れば、生き延びました。彼らはただ「見る」だけで生き延びたのです。
ヨハネ3章14節で、イエスはモーゼが荒野で掲げた青銅の蛇とご自身の十字架の死を比較されました。イスラエルの民が毒蛇の噛み傷から癒されるために青銅の蛇を見上げたように、イエスはご自身を信じるすべての人々が永遠の命を得るために、十字架に掲げられる必要があると言われました。「モーセが荒野で蛇を掲げたように、人の子もまた掲げられなければならない。」(ヨハネ3:14 NKJV)
古い賛美歌の作詞家、ウィリアム・A・オグデンは、この真理を賛美歌「見よ、そして生きよ(Look and live)」に表現しました。あなたの代わりに立ち、十字架上のイエスを見てください。あなたの悲しみ、痛み、失望、病気、失敗を取り去る方を見てください。しかし十字架を越えて、イエスが生きていることを見てください。イエスが生きているからこそ、あなたも生きるのです。イエスの内に、あなたは神聖の生きた実存する性質である永遠の命を持つのです。
使徒ヨハネは聖霊によって、主イエスについて次のように述べました。「—このいのちが現れ、私たちはそれを見たので、そのあかしをし、あなたがたにこの永遠のいのちを伝えます。すなわち、御父とともにあって、私たちに現された永遠のいのちです。—」(1ヨハネ1:2)使徒の働き17章28節「… 私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです。」と語るのも不思議ではありません。1ヨハネ5章11節から12節(NKJV)「これが証しです。神は私たちに永遠の命を与えられ、その命は神の御子の中にあります。御子を持つ者は命を持っています…。」御子の内にあなたは命を持っているのです。神を褒めたたえます!
祈り
愛する父よ、キリストにおいて私は生き、動き、存在していることを感謝します。私は信仰の創始者であり完成者であるイエスに目を向けます。私はイエスの完了した御業の実在の中で、病気、失敗、死に勝利して歩みます。私は永遠の命を持ち、今日、力と勝利の中を歩みます。イエスの御名によって祈ります。アーメン。
参照聖書
(民数記21:8-9) すると、主はモーセに仰せられた。「あなたは燃える蛇を作り、それを旗ざおの上につけよ。すべてかまれた者は、それを仰ぎ見れば、生きる。」モーセは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上につけた。もし蛇が人をかんでも、その者が青銅の蛇を仰ぎ見ると、生きた。
(イザヤ 45:22) 地の果てのすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。わたしが神である。ほかにはいない。
(1 ヨハネ5:11-13 NKJV) そのあかしとは、神が私たちに永遠のいのちを与えられたということ、そしてこのいのちが御子のうちにあるということです。御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。私が神の御子の名を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたによくわからせるためです。