あなたの実を残さなければなりません。
Your Fruits Must Remain

「よく気をつけて、私たちの労苦の実をだいなしにすることなく、豊かな報いを受けるようになりなさい。」 (第二ヨハネ1:8)

ヨハネ20章21節で、イエスは言われました。「父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。」主は私たちに御霊の満たしをもって遣わされました(ヨハネ3:34)。このことから、私たちは義の実を結ぶという永続的な結果を出さなければなりません。ヨハネ15章16節では、主は言われました。「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり…」

最近のような終わりの時に、私たちは多くの人々に福音の言葉を伝え、実を結んでいます。しかし、これらの実は、必ず残らなければなりません。私たちは、キリストを人々に導いた後、ただ立ち去るのではなく、あなたはフォローアップ(後続措置)を取らなければならないのです。聖書にはこう書かれています。「幾日かたって後、パウロはバルナバにこう言った。『先に主のことばを伝えたすべての町々の兄弟たちのところに、またたずねて行って、どうしているか見て来ようではありませんか』」(使徒15:36)

主に心を捧げるとき、人は生まれたばかりの赤ちゃんのようです。そのゆえに聖書は、生まれたばかりの乳飲み子のように、御言葉の誠実な乳を慕い求め、それによって育つべきだと言っています(第一ペテロ2:2) 彼らは成長し、キリストにあって確立される必要があるのです。ですから、パウロが、ガラテヤ4章19節で述べているように、キリストが彼らのうちに形成されるまで、あなたは彼らに御言葉を教え、彼らを励まし、祈りをもって労わなければなりません。

第二コリント11章3-4節で、使徒パウロはサタンがまだ御言葉にしっかりと根ざしていない人を利用し、彼らをエバのように欺くことができることを示しています。彼らは違うメッセージを伝えている人や、他の霊に導かれている人によって、惑わされるかもしれません。ですから、あなたの福音を伝える活動においては、あなたが福音を伝えた人たちがキリストにあってしっかりと根を張り、地に足をつけ、その人たちが他の人に福音を伝えていることを確認するまでやり通して下さい。

祈り
愛する御父よ、この終わりのとき、世界中の主の子どもたちが福音を伝える活動を通して、世界中で記されている偉大な魂の収穫に感謝します。私は、新たにキリストを信じた人々の心に、信仰によってキリストが宿り、愛に根ざし、愛に基礎を置いている彼らが、神の愛の深さ、広さを理解することができ、神ご自身の満ち満ちたさまにまで満たされますように祈ります。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参照聖書
(第二コリント11:2-4)というのも、私は神の熱心をもって、熱心にあなたがたのことを思っているからです。私はあなたがたを、清純な処女として、ひとりの人の花嫁に定め、キリストにささげることにしたからです。しかし、蛇が悪巧みによってエバを欺いたように、万一にもあなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真実と貞潔を失うことがあってはと、私は心配しています。というわけは、ある人が来て、私たちの宣べ伝えなかった別のイエスを宣べ伝えたり、あるいはあなたがたが、前に受けたことのない異なった霊を受けたり、受け入れたことのない異なった福音を受けたりするときも、あなたがたはみごとにこらえているからです。

(へブル6:10 AMPC)神は正しい方であって、あなたがたの行ないを忘れず、あなたがたがこれまで聖徒たちに仕え、また今も仕えて神の御名のために示したあの愛をお忘れにならないのです。