The Life Of Christ In You

「そのあかしとは、神が私たちに永遠のいのちを与えられたということ、そしてこのいのちが御子のうちにあるということです。御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。」(1ヨハネ5:11-12)

キリスト教と世界の宗教との間に違いがないと思う人がいます。しかし、それは間違っています。キリスト教は宗教を超えたもので、人間の中で脈打つキリストのいのちであり、人性の中で働いている神性であり、そして、あなたの中にあるキリストが現われるということです。

キリスト教の本当の本質は、聖霊によってキリスト・イエスが言葉通り、あなたの霊の中にお住まいのことです。神の存在が文字通りあなたの中に住まわれます。これは初めからの人間の熱望でした。人間は神との関係を願っており、これが世界中のあらゆる宗教が存在する理由です。まだ神にあったことがなくても、人間は自分が信じる超自然的な存在との関係を求めています。

人間を神との交わりの関係を可能にすることが、イエスが来られた理由であり、イエスはそれを成しとげられました。その交わりを通して、私たちは永遠の命を受けました。神のいのちと本質が、キリストを受け入れた人間の霊に移されました。もはやイエスは、私たちに福音を宣べ伝え、永遠のいのちがイエスの名によって可能であることを、全世界に伝えると言われました。

イエスはこう言いました、「… 盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです(ヨハネ10:10)。」人生の主としてイエスを受け入れたとき、あなたは満ちているキリストのいのちを得ました。聖書は、コロサイ3:4を通して、キリストは、私たちのいのちとなられる、つまり、新しく生まれ変わった人のいのちだと語っています。何とすばらしい福音でしょう!

あなたの中に栄光の望みであるキリストがおられるという言葉が、主が私たちに世界中に伝えて教えると言われたことです。もう全能の神との関係が可能となり、義に認められ、義の中で働くことができます。今必要なものは、ただ信じることだけなのです。 「それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。」(ヨハネ3:15)

祈り
私は神から生まれたので、キリストが御霊によって私の中に住んでおられます。神のいのちと神の義が私の霊に移されたのです。私は神の義の本質を持っており、神のいのちが私にとって流れています。私は義の実を結び、私の世界に、神の栄光を現すキリストの証人です。イエスの御名でお祈りします。アーメン。

参照聖書
ヨハネ3:14-15 モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまた上げられなければなりません。15 それは、信じる者がみな、人の子にあって永遠のいのちを持つためです。」

コロサイ3:3 あなたがたはすでに死んでおり、あなたがたのいのちは、キリストとともに、神のうちに隠されてあるからです。

コロサイ1:27 神は聖徒たちに、この奥義が異邦人の間にあってどのように栄光に富んだものであるかを、知らせたいと思われたのです。この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです。