There’s A Reason For Your Being
“モルデカイはエステルに返事を送って言った。「あなたはすべてのユダヤ人から離れて王宮にいるから助かるだろうと考えてはならない。もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」”(エステル 4:13-14)
あなたは1800年代ではなく、この世代に生まれた理由を今まで疑問に思っていたことがありますか?あなたは、神様がこの時点で生きているあなたを通して、なさることが必ずあるということを悟らなくてはなりません。神様にはあなたの存在のための目的があります。
イスラエルの子孫たちは、アハシュエロス王の時代にひどい危機に置かれました。ユダヤ人を嫌っていたハマンという人は非常に影響力のある人物であって、アハシュエロス王の命令に頼り大変な権威を振るっていました。王はその王国にいるすべての首長たちよりハマンを上に置き、王の門のところにいる王の家来たちはみな、ハマンに対してひざをかがめてひれ伏して礼をするように命じられました。(エステル3:1-2) そうして、ハマンは礼をしなかったユダヤ人であるモルデカイとして、ハマンが平素憎んでいたユダヤ人を、全滅にさせるための政治的な威力と影響力を持っていました。
しかし、アハシュエロス王と結婚したエステルは、ユダヤ人であったにも関わらず、宮殿の栄えに満ちていて、ユダヤ人を滅ぼそうとするハマンの憎悪と暗中模索を全く忘れました。彼女の叔父モルデカイは、今日の本文の御言葉に出た悲壮な手紙をエステルに送りました。モルデカイはエステルに“あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。”と言いました。確かに、時に合わせてエステルが介入することによって、ユダヤ人に対するハマンの邪悪な陰謀が実現されませんでした。
あなたがまさに今日、神様の人々を助けることができる戦略的な位置、すなわち現在の政府に置かれている“エステル”かも知れません。時には、そのことはあなたがある個人を助けるために、またはあなたの地域と国と領域で、王国の働きをさらに進展させることかも知れません。神様は必要な時が来ることを知っていたので、あなたをそこに置かれ、あなたは機会に上昇しそれを全うすることでしょう。神様を失望させないでください。助けるためにあらゆる機会を無視しないでください。自分だけを考えないで、あなたがする寄与を通して、世界各地の広がる唯一の福音について考えてください。
祈り
愛する父よ、私が他の人のために助けになる役立つ者として用いれ、全世界に福音を広く広めることにあずかる者としてくださり感謝します。私は、私の中で父の恵みを認識し他の人々の勝つために、その恵みを活用し和解の働きにおける私の役割を果たします。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。
参考聖句
ローマ 15:1, ガラテヤ 6:8
1年聖書通読
エペソ 5:3-21, イザヤ 27-28章
2年聖書通読
Ⅱテモテ 4:1-10, エレミヤ 47章