“Praying In Prayer”
「エリヤ は, わたしたちと 同じような 人間でしたが, 雨が 降らないようにと 熱心に 祈ったところ, 三年半にわたって 地上に 雨が 降りませんでした.」(ヤコブ5:17新共同訳)
「熱心に祈った」という言葉の意味合いは、ギリシャ語によると興味深い強調の表現です。それは実際に、エリヤは「祈りの中で祈った(Prayed in prayer)」と言われています。ルカ22:15で、イエスが弟子たちにと言われたのと似ています。「わたしは、苦しみを受ける前に、あなたがたといっしょに、この過越の食事をすることをどんなに(望みをもって)望んでいたことか。(With desire I have desired)」
あなたの望みはどのように「望む」のでしょうか?あるいは、祈りの中で、どのように「祈る」のでしょうか? それは言葉の意味を強調するための一つの方法です。このように、彼は「熱心に(earnest)」という言葉を入れることで、私たちに、伝えたかったことの強さを理解できるように助けているのです。これは、ヤコブ5:16(詳訳聖書版)に書かれているように、「…正しい人に真剣な[心からの、絶えない]祈りには非常な力が与えられるのです。」を意味します。
第一列王記17章には、祈りの最中に起こった出来事の詳細が記されています。「ギルアデのティシュベの出のティシュベ人エリヤはアハブに言った。『私の仕えているイスラエルの神、主は生きておられる。私のことばによらなければ、ここに、三年の間は露も雨も降らないであろう。』」(第一列王17:1)
エリヤは気の向くままに、「私のことばによらなければ、雨が降らないであろう。」と言ったわけではありません。そうではありません!18章では、エリヤが主の言葉によって行ったことが記されています。干ばつが終わると、彼は再び「祈りの中で祈り」、新共同訳に書かれたように「熱心に祈り」ました。その祈りは、彼が望む結果が得られるまで、心からの絶えない祈りでした。(第一列王17-18章を参照)
エリヤが効果的に祈ったように、あなたも同じ生ける神を信頼し、変化を求めるときに祈りの中で「祈る」ことができます。エリヤの祈りによって、すべての民に驚くべきことが起こりました。私たちは、自分の国、県、市、機関に変化をもたらすことができるのです。義人の真剣な、心からの、絶えない祈りは、大きな力を発揮し、その働きはダイナミックです。このように祈りましょう。深い願望を持って、激しい情熱を持って祈ってください。そうすれば、必ず変化があります。ハレルヤ!
祈り
愛する父なる神様、今日、世界中で福音が宣べ伝えられるとき、この地を満たすあなたの義と、人々の人生に力を得ているあなたの御言葉に感謝します。すべての国はあなたのものです。そして水が海をおおうように、地は、主の栄光を知ることで満たされています。イエスの御名によって祈ります。
参照聖書
(ヤコブ 5:17-18(AMPC), エリヤは、私たちと同じような人でしたが、雨が降らないように祈ると、三年六か月の間、地に雨が降りませんでした。18 そして、再び祈ると、天は雨を降らせ、地はその実を実らせました。
(ルカ 22:39-44) それからイエスは出て、いつものようにオリーブ山に行かれ、弟子たちも従った。40 いつもの場所に着いたとき、イエスは彼らに、「誘惑に陥らないように祈っていなさい。」と言われた。41 そしてご自分は、弟子たちから石を投げて届くほどの所に離れて、ひざまずいて、こう祈られた。42 「父よ。みこころならば、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願いではなく、みこころのとおりにしてください。」43 すると、御使いが天からイエスに現われて、イエスを力づけた。44 イエスは、苦しみもだえて、いよいよ切に祈られた。汗が血のしずくのように地に落ちた。