“Believe Not Every Spirit”

“ 愛する者たち。霊だからといって、みな信じてはいけません。それらの霊が神からのものかどうかを、ためしなさい。なぜなら、にせ預言者がたくさん世に出て来たからです。”(ヨハネの手紙第一 4章1節)

 第二歴代誌18章21節に、偽りを言う霊が預言者の口にあり、彼らによって偽りを言わせたと言います。その霊は今も死んでいません。その霊が活動したように、今日も同じ事をする別の霊があります。それらの霊は人を捕られ、躊躇(ちゅうちょ)せず偽りを言わせます。

 そのために、あなたが全ての霊を検証するのは大切です。全てをみな信じてはいけません。真実で、正直で、公正で、純粋で、愛されて、評判が良く、徳があり、賛美するにふさわしいものだけ信じましょう。うわさを信じてはいけません。誰かが「全てのうわさにも、一理がある」と言うかも知れません。偽りに基づいた噂に、どういうふうに一理があることができますか?人々がイエスに立ち向かって偽りをした時、そこにどんな真実の要素がありましたか?聖書は、人々が理由無くイエスを憎めて、主を訴えるために偽証を言ったと言います(マタイ26:59)。

 この様なことは今も起きています!まだ偽りを言う霊がいます。昔も今も同じ悪魔です。悪魔は新しい欺きがありません。悪魔の策略は今も同じです。旧約で悪魔が預言者の口にある偽りを語る霊だったら、あなたは、悪魔がそうするように放っておく人たちと共に、彼が何の仕業ができるのか、想像がつくはずです。

 悪魔は両親に反抗する子供達の口に偽りの霊がつくことができ、又その反対も同じです。悪魔は偽りを言う霊として友達や家族の口につくこともあります。それが悪魔のやり方です。悪魔はサタン、すなわち欺く者であり惑わす霊です。しかし、サタンの手段を私たちが知らないわけではありません。

 神の御言葉に従い、全てにおいて聖霊があなたを導かれるようにしましょう。聖霊は真理の霊で、ただ聖霊だけがあなたをいつも真理の道に導くことができます。

祈り
愛する主よ、私を真理の道に導くために、私の中で働く主の知恵に感謝します。私は、偽りを嫌いので、私の霊より義を現わす主の御言葉により、堅く立てられています。イエスの御名によってお祈りします。アーメン。

参考 聖書
箴言 13章5節(GNB)
詩篇 101章7節
ヨハネの手紙 第一 2章20節